運動器のタグ記事一覧

理学・作業療法士への情報収集発信、リンク先サイト《筋骨格系理学療法の世界》の補完を目的としたブログです。

タグ:運動器

運動器のタグが付いた記事一覧。理学・作業療法士への情報収集発信、リンク先サイト《筋骨格系理学療法の世界》の補完を目的としたブログです。
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2016-08-06 未分類
リンク先ブログ「リハビリ(理学・作業療法)の素材集」で『PNFを活用するヒント』を追加しました。PNFに興味のある療法士、あるいはPNFを学びたてで活用するためのヒントを知りたい方は参考にしてみてください。PNFの臨床活用法を教えますまた、関連記事も以下にまとめておくので、こちらも参考にしてみてください。PNFパターンを徹底解説PNFの動筋テクニックを解説!PNFの拮抗筋テクニックを解説!PNFの...

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2016-03-31 未分類
リンク先サイトの筋骨格系理学療法の世界に以下のページを追加しました。・『視診』・『トリガーポイント治療』また、視診の関連ページとして『構造と機能の因果関係』を、トリガーポイント治療の関連ページとして『不良姿勢と筋硬結/トリガーポイントの因果関係』を追加しています。関連ページに関しては、リンク先ブログの『理学療法の姿勢評価(姿勢指導)で大切な荷重変形曲線とは』の焼き増し的な内容も多く含まれていますが...

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2016-03-15 おすすめ
姿勢の教科書は以下のブログに移転しました。⇒『姿勢の教科書 新人理学・作業療法士にオススメな一冊♪』...

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2016-01-01 未分類
リンク先サイト「筋骨格系理学療法の世界」に以下のカテゴリーを追加しました。今後もボチボチと自分の考えを構築していこうと思います。たまに寄っていただけると幸いです。神経学的検査(感覚・筋力・反射・神経ダイナミックテスト)神経ダイナミックテスト神経系に対するアプローチ...

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2015-12-09 未分類
リンク先のHPに、徒手理学療法におけるクリニカルリーズニングをする際の注意点を、コラム形式で掲載しました。内容は、「中枢神経系の関与について」が中心で、最近ブログに掲載してきたことや、来年から1年くらいかけてノンビリと掲載していこうと思っている内容のダイジェスト版的な位置づけです。『徒手理学療法におけるクリニカルリーズニングの前提条件』ダイジェスト版と言っても、やや長文になっているので、各カテゴリー...

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2015-12-02 おすすめ
12月に入って一区切り?ということでH23年7月~H27年11月末までの間に観覧者の皆さんがアマゾンにて購入した書籍を、ランキング形式にてトップ20まで記載してみようと思います。特に上位3つは、私が運営しているサイト+ブログに訪れる皆さんにとって、ダントツに興味を引く書籍だったようです。ちなみに『系統別・治療手技の展開』は第2版以外に、第1版もランクインしています。私がサイトを作成した際はすでに第2...

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2015-11-08 おすすめ
理学療法ガイドラインのダイジェスト版(簡易版)が『日本理学療法士学会』のホームページで公開されています。『リンク:理学療法ガイドラインのダイジェスト版』これは、2011年に策定したガイドランを改良し、日常の診療現場で迅速に活用できるよう「Q&A」形式でまとめたものとされています。ダイジェスト版では、従来のガイドラインで示されている疾病・療法など16項目のうち、下記の13項目を取り上げ、Q&Aに加え、効果や評価法と...

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2010-06-06 EBPT
実際の臨床でも、触診だけに頼らず、様々なことを統合して考える必要があるわけですが、今回は、マニュアルセラピーだけで著効を示した分かり易い症例がいたので(症例とかは挙げるの初めてですが)紹介します。自宅の庭先で尻もちをついてしまい、痛みのため動けなくなったため当院へ搬送されてきた80代女性患者さんについてです。画像所見では異常は認められませんでしたが、右臀部の痛みが強すぎて座位すらとれず、一人暮らし...

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2010-06-05 EBPT
「エビデンスに基づく整形外科徒手検査法」という書籍を紹介します。内容としては、色々整形外科徒手的検査法の信頼性や診断学的有用性が書かれてあります。ただ、そこに示されている様々な数値の解釈は自分でする必要があるので、Κ係数や感度・特異度・ゆう度比などなどを理解していないとピンときません(第一章にそれぞれの説明が一応書かれてあります)。例えば「SLRテストによる椎間板ヘルニアの鑑別」の感度はどのくらい...

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2010-05-13 学派その他
先日、パリス骨盤講習会へ参加してきました。受講前は、半年前から申し込んでいたことを若干後悔していましたが、実際に受講した後は有意義な情報が多く得られたことに満足しています。それにしても、人数が半端なく多かった・・・数えてはいませんが50人は間違いなく超えていたような・・・・色々他部位の研修にも参加されているPTに話を聞いても「この人数は異常」とのことで・・開催地が大阪で、大阪というのはAKA-Hの会員数...

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PNFを活用するヒントを追加しました

  •  投稿日:2016-08-06
  •  カテゴリ:未分類
リンク先ブログ「リハビリ(理学・作業療法)の素材集」で『PNFを活用するヒント』を追加しました。

PNFに興味のある療法士、あるいはPNFを学びたてで活用するためのヒントを知りたい方は参考にしてみてください。

PNFの臨床活用法を教えます



また、関連記事も以下にまとめておくので、こちらも参考にしてみてください。

PNFパターンを徹底解説



PNFの動筋テクニックを解説!



PNFの拮抗筋テクニックを解説!



PNFのホールドリラックスとコントラクトリラックス(+違い)



PNFにも活用されるIb抑制に関する最新の知見



PNFの等尺性収縮弛緩テクニックまとめ



PNFストレッチングって何だ?



介護にも使える?PNFが読売新聞に紹介された件



学生時代のPNF



運動単位の動員とは?



「過負荷の原則」と「特異性の原則」



筋の収縮様式(求心・遠心・静止・等尺・等張・等速性収縮)



インナーマッスル(コアマッスル)の段階的トレーニング



動筋・拮抗筋・固定筋・共同筋の整理



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視診やトリガーポイント治療を追加しました

  •  投稿日:2016-03-31
  •  カテゴリ:未分類
リンク先サイトの筋骨格系理学療法の世界に以下のページを追加しました。

・『視診

・『トリガーポイント治療

また、
視診の関連ページとして構造と機能の因果関係を、

トリガーポイント治療の関連ページとして不良姿勢と筋硬結/トリガーポイントの因果関係
を追加しています。

関連ページに関しては、リンク先ブログの『理学療法の姿勢評価(姿勢指導)で大切な荷重変形曲線とは』の焼き増し的な内容も多く含まれていますが、皆が隅々まで観覧してくれるわけはないのと思うので、これはこれで良いだろうと思います。

また、問診も加筆修正させてボリュームアップさせています。
観覧者にも問診のコツがイメージしやすいように工夫してみました。
問診は、徒手的技術は全く必要ないので、徒手療法を活用する人も、活用しない人も、参考になりそうな部分があれば、何か参考になりそうな点が少しでもあれば幸いです。
『問診』


〜追記〜

ん〜 読み返してみると、やっぱり表現がくどいですね。。。
同じことが延々と記述してある。。
構造と機能も、機能は痛みだけを指していないのに、痛みにフォーカスしすぎた作りになってますね。。。
気が向いたときに、もっと意図が伝わりやすいように修正してみます!


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姿勢の教科書 | 新人理学・作業療法士へのおススメ本

姿勢の教科書は以下のブログに移転しました。

⇒『姿勢の教科書 新人理学・作業療法士にオススメな一冊♪
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神経系モビライゼーションなどを追加しました。

  •  投稿日:2016-01-01
  •  カテゴリ:未分類
リンク先サイト「筋骨格系理学療法の世界」に以下のカテゴリーを追加しました。

今後もボチボチと自分の考えを構築していこうと思います。

たまに寄っていただけると幸いです。

神経学的検査(感覚・筋力・反射・神経ダイナミックテスト)

神経ダイナミックテスト

神経系に対するアプローチ


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中枢神経系の優位性を考慮する

  •  投稿日:2015-12-09
  •  カテゴリ:未分類
リンク先のHPに、徒手理学療法におけるクリニカルリーズニングをする際の注意点を、コラム形式で掲載しました。

内容は、「中枢神経系の関与について」が中心で、最近ブログに掲載してきたことや、来年から1年くらいかけてノンビリと掲載していこうと思っている内容のダイジェスト版的な位置づけです。

徒手理学療法におけるクリニカルリーズニングの前提条件

ダイジェスト版と言っても、やや長文になっているので、

各カテゴリーごとでも良いので、時間のある際にでも読んでいただけると嬉しいです。

今後もマイペースに記事を更新していこうと思うので、来年もよろしくお願いします。
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理学療法系のおススメ書籍ランキング

12月に入って一区切り?ということでH23年7月~H27年11月末までの間に観覧者の皆さんがアマゾンにて購入した書籍を、ランキング形式にてトップ20まで記載してみようと思います。

特に上位3つは、私が運営しているサイト+ブログに訪れる皆さんにとって、ダントツに興味を引く書籍だったようです。

ちなみに『系統別・治療手技の展開』は第2版以外に、第1版もランクインしています。
私がサイトを作成した際はすでに第2版が発売されていましたが、1版と2版で多少内容が違ったため両方ともサイトへ掲載していたので、「中古なら安いし1版も買ってみるか」との思いが働いたのかもしれません。

更に、ランキング外ではありますが昨年に発売された『系統別・治療手技の展開 改訂第3版』も含めて、1・2・3版を合計で解釈した場合は、ランキングが入れ替わり『系統別治療手技の展開』がダントツの1位ということになります。


~ランキング第1位~20位までの発表!~

第1位:マリガンのマニュアルセラピー


第2位:系統別・治療手技の展開 改訂第2版


第3位:PNFマニュアル 改訂第3版


第4位:自分で治せる! 腰痛改善マニュアル


第5位:パリス・アプローチ 実践編―徒手理学療法の試み


第6位:徒手的理学療法


第7位:いのちの輝き―フルフォード博士が語る自然治癒力


第8位:メイトランド 脊椎マニピュレーション 原著第7版 (CD-ROM付)


第9位:オステオパシーアトラス―マニュアルセラピーの理論と実践


第10位:パリス・アプローチ 腰,骨盤編―評価と適応



第11位:からだの構造と機能Ⅰ


第12位:からだの構造と機能 2 腰椎 骨盤 股関節 下肢


第13位:首の痛み・肩こり・頭痛改善マニュアル - 自分で治せる! マッケンジーエクササイズ


第14位:系統別・治療手技の展開 第1版


第15位:プロメテウス解剖学アトラス解剖学総論/運動器系 第2版


第16位:理学療法・作業療法のSOAPノートマニュアル―問題志向型診療記録の書き方


第17位:非特異的腰痛の運動療法: 症状にあわせた実践的アプローチ


第18位:メイトランド四肢関節マニピュレーション


第19位:運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学


第20位:オーチスのキネシオロジー 身体運動の力学と病態力学 原著第2版




今後も(のんびりとですが)ブログやサイトを更新していきますので、たまに立ち寄っていただければ幸いです。

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理学療法ガイドラインのダイジェスト版(簡易版)

理学療法ガイドラインのダイジェスト版(簡易版)が『日本理学療法士学会』のホームページで公開されています。


『リンク:理学療法ガイドラインのダイジェスト版』


これは、2011年に策定したガイドランを改良し、日常の診療現場で迅速に活用できるよう「Q&A」形式でまとめたものとされています。

ダイジェスト版では、従来のガイドラインで示されている疾病・療法など16項目のうち、

下記の13項目を取り上げ、Q&Aに加え、効果や評価法といった解説も掲載しています。

・腰椎椎間板ヘルニア
・膝前十字靭帯損傷
・肩関節周囲炎
・変形性膝関節症
・脳卒中
・脊髄損傷
・パーキンソン病
・脳性麻痺
・糖尿病
・心大血管疾患
・下肢切断
・地域理学療法
・徒手的理学療法


~リンク先PDFの特徴~

ダイジェスト版のPDFの2ページ目には上記の目次が表示されますが、それぞれの項目をクリックすると、その項目の詳細へジャンプできるようになっています。

ダイジェスト版とはいえ、全480ページの容量なので、クリックすることで観覧したい詳細へジャンプできるのは非常に有難いです。

~徒手的理学療法のダイジェスト版~

興味深い項目がいくつもありますが、その中で徒手理学療法の小項目を列挙しておきます。
この小項目の目次も、クリックすると詳細へジャンプできるため有難いです。
しいて言うなら、ジャンプした後に再度目次に戻る際は、カーソルをコツコツ動かさざるを得ないのがまどろっこしい点でしょうか・・
徒手的理学療法以外にも興味深いトピックスが多いため、ぜひ観覧してみてください。


一章:頸椎モビライゼーション
1.頸椎モビライゼーションによって、頸部局所における疼痛は改善しますか?
2.頸椎モビライゼーションによって、頸部の可動域制限は改善しますか?
3.頸椎モビライゼーションは、運動療法と併用したほうが効果的ですか?
4.頸椎モビライゼーションは、肩や肘などの上肢痛をかいぜんさせますか?
5.頸椎モビライゼーションは、頭痛・めまいの改善い有効ですか?
6.頸椎モビライゼーションは、むち打ちに対して効果がありますか?


二章:胸椎モビライゼーション
1.胸椎モビライゼーションは、局所の背部痛や可動域制限の改善に有効ですか?
2.胸椎モビライゼーションは、胸椎モビライゼーションは、頸部の疼痛と可動域制限の改善に有効ですか?
3.胸椎モビライゼーションは、胸椎モビライゼーションは、上司の機能障害に対して効果はありますか?


三章:頸胸椎の徒手的検査
1.頸部の徒手的検査における信頼性と妥当性はありますか?
2.頸部痛に関連する能力障害をはかる有効な指標はありますか?


四章:腰椎に対する徒手療法
1.腰痛に対する徒手療法にはどのような効果ありますか?
2.腰痛に対し、徒手療法と他の治療ではどちらが有効ですか?
3.急性・亜急性腰痛に対する徒手療法は有効ですか?
4.慢性腰痛に対する徒手療法は有効ですか?
5.腰痛に対し、徒手療法単独よりも運動療法などを併用したほうが効果的ですか?
6.腰痛に対するマッサージは有効ですか?
7.腰痛に対する運動併用モビライゼーションやマッケンジーエクササイズは有効ですか?


五章:腰仙椎の徒手的検査
1.仙腸関節に対する徒手的検査の信頼性はありますか?


六章:上肢に対する徒手療法
1.肩痛と機能制限を主訴とする患者に対する頸椎・胸椎・肋骨の徒手はどんな効果がありますか?
2.一般的な肩障害患者への肩甲骨モビライゼーションは有効ですか?
3.一般的な肩障害患者に対するモビライゼーション単独治療は効果がありますか?
4.肩インピンジメントに対する徒手療法は有効ですか?
5.腱板損傷後の徒手療法は有効ですか?
6.癒着性関節包炎(凍結肩)に対するモビライゼーションで、症状は改善されますか?
7.上腕骨外側上果炎に対する治療法は有効ですか?
8.上肢障害に対する神経ダイナミック治療の効果はありますか?


七章:上肢に対する徒手的検査
1.上肢障害に対する徒手的検査の信頼性は高いですか?


八章:下肢に対する徒手療法
1.変形性股関節症に対する徒手療法にはどのような効果がありますか?
2.変形性膝関節症に対する徒手療法にはどのような効果がありますか?
3.膝蓋大腿関節に対する徒手療法にはどのような効果がありますか?
4.足部・足関節に対する徒手療法にはどのような効果がありますか?
5.足関節内反捻挫に対する徒手療法は有効ですか?


九章:下肢の徒手的検査
1.半月板損傷患者に対する徒手検査の感度・特異度は高いですか?


~関連記事~

『EBPTその①:背部痛に対する理学療法診療ガイドライン活用法』
『EBPTその②:徒手理学療法 第15巻 第1号』
『EBPTその③:サイエンスとアート』
『徒手理学療法におけるサイエンスとアート』



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エビデンスに基づく整形外科徒手検査法 おまけ

  •  投稿日:2010-06-06
  •  カテゴリ:EBPT
実際の臨床でも、触診だけに頼らず、様々なことを統合して考える必要があるわけですが、

今回は、マニュアルセラピーだけで著効を示した分かり易い症例がいたので(症例とかは挙げるの初めてですが)紹介します。

自宅の庭先で尻もちをついてしまい、痛みのため動けなくなったため当院へ搬送されてきた80代女性患者さんについてです。

画像所見では異常は認められませんでしたが、右臀部の痛みが強すぎて座位すらとれず、一人暮らしだったため入院となりました。

しかし、2週間経っても、改善が認められないということで「これ以上寝ていたら廃用が進んでしまうので、出来る範囲で良いので筋トレしろ」みたいな指示がリハ科へ届き担当することになりました。その際は、10分程度の座位が限界なくらい右臀部の鈍痛が酷く、立位も右下肢荷重を避ける様な姿勢でした(歩行は痛みのため困難)。

まずは、受傷機転や疼痛部位から単純に右側の仙腸関節がハイパーorハイポになっている可能性を考えました。

腹臥位はとれなかったため、側臥位で仙骨の位置テストをしましたがあまり左右差は無い様子でした。

では、問題があるとすれば腸骨側かなぁということで仙腸関節の動的触診やジョイントプレイテストを施行するも全てのテストが一致せずアプローチをするにあたっての確証が持てませんでした。


再度、受傷機転や代償姿勢を考えると、

①尻もちをつた時腸骨で起こりやすいことといえば後方回旋なので後方回旋偏位(つまり前方回旋出来ない)の可能性

②右下肢へ荷重できない→荷重された際は寛骨臼と仙骨に加わる重力の位置関係から腸骨は後方回旋しなければいけないのに後方回旋偏位しているからこれ以上後方回旋出来ない→なので荷重により更に後方回線方向へストレスが加わり疼痛出現するのでは

などと考えました。

しかし、単なる推論であって確実に後方回旋偏位と断定は出来ていません。

ただ、ある程度の確証はあるということで、「少しだけ」前方回旋方向へ腸骨を可動させてみました。

すると「なんかジワーっと効いてる感じ」とのコメントあり。この「少しだけ」というのはグレード2+α程度のソフトな力で、自分の推論が正しいかを判断するだけで「試験的治療」とも言われたりもします。

ここで、「後方回旋偏位確定」としたいところですが、個人的には「効いてる感じ」といったコメントはハイポなケース以外でも起こりうるもだと思うので確定するのは危険と判断しました。
例えば、中位頚椎がハイパーで痛みを訴えている人が「こうすると効くんですよ~」とグーっと首をストレッチして見せてくれるのは良いのですが、その後益々不調を訴えるみたいな・・・・・・

なので、すぐにモビライへ移らずに、一旦座位・立位をとってもらい痛みが楽になったかを確認。幸いその方には楽になったとおっしゃって頂き、立位姿勢も客観的にみて若干右側へ荷重できるようになっていました。

そこで、左側臥位にて右側仙腸関節に愛護的に数回マッスルエナジーを施行して腸骨前方回旋方向への可動性を少し引き出す程度にとどめて、その日は様子を見ました。

翌日、「昨日のリハ後症状が悪化したりしなかったか」を尋ねると「今までより楽だった」とのこと。ここで「リハの時は良い気がしたが、その後は悪化した」では再度考察しなければならないのですが、大丈夫そうなので改めて可動性テストの後、積極的なモビライを施行・・・・


結局日に日に疼痛の改善が認められたため、4日目にはセルフモビライゼーションを指導してベッドサイドで自分でも疼痛をコントロールしてもらうようお願いして、最終的にはリハ開始後1週間半で退院されました。

ここまで、スムーズに骨盤のマニュアルセラピー単独で上手くいくことは稀かもしれませんが、マニュアルセラピーの可能性を感じられる良い症例でした。


そして、手技を施行する際には、十分な評価・再評価を繰り返す必要があると思います。例えば、安易に手技を試行してしまった結果、評価の時点でハイパーとハイポを間違えていると、治療のつもりが一転して患者を壊してしまうというリスクもあると思います。


また、海外では年齢とともに仙腸関節の骨癒合率は高くなり、その率は性別によっても差があるとの報告があります。
パーセンテージに違いはあれど、高齢な男性ほど癒合率は高いという報告が多いようです。

この情報から

例えば「高齢の男性で右臀部に疼痛があった際に右仙腸関節の問題を疑ってジョイントプレイをした結果非常に硬かった=モビライを施行する」と単純に考えてはいけないな(癒合しているならば硬くて当然なわけですから)といったリスク管理の考えも出来るのではと思います。


※ここで言うマニュアルセラピーはAKA-Hを含んでいません(コンセプトが違うので)
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エビデンスに基づく整形外科徒手検査法

  •  投稿日:2010-06-05
  •  カテゴリ:EBPT
「エビデンスに基づく整形外科徒手検査法」という書籍を紹介します。



内容としては、色々整形外科徒手的検査法の信頼性や診断学的有用性が書かれてあります。

ただ、そこに示されている様々な数値の解釈は自分でする必要があるので、Κ係数や感度・特異度・ゆう度比などなどを理解していないとピンときません(第一章にそれぞれの説明が一応書かれてあります)。



例えば「SLRテストによる椎間板ヘルニアの鑑別」の感度はどのくらいなのか?

これに関しては15編の研究結果が数値でズラッと並ぶ+15編の研究をまとめた推定値が記されているといった感じです。



あるいは、ゴニオメーターによるROMテストの検者間・検者内信頼性なども上記同様にいくつかの研究結果がズラッと載っています。



そして、この本で面白いのはマニュアルセラピーで用いる脊柱の分節テストなども記されている点です。

著者がアメリカ人とのことで不安定性テストなんかは「こういう方法もあるんんだな~」と思いました。



マッケンジー法の信頼性と称した研究もいくつかあって興味深いです。

例えば、「マッケンジー法を習得していない複数のセラピストと学生が、1検者により行われた検査のビデオを見て、ビデオを見たセラピストと学生の全ては、患者の動きから症状の変化を予想するように指示された。その際の検者間信頼性は・・・・」などです。



以前学んだ骨盤の研修会の内容に関しても静的触診・動的触診・疼痛誘発テストについていくつか載っていて色々と考えさせられました。


マニュアルセラピーに興味のある方は是非読んでみて下さい♪



脊柱のマニュアルセラピーでは過少運動性のある分節は動きを良くしあげて、不安定性のある分節は安定性を高めていって云々・・・・という話がよく出てきます。

言うのは簡単ですが、上記のアプローチするためには分節の評価が必要不可欠な訳で、理屈は分かっても評価の精度が上がってからでなければ使えないということになります。

例えば、評価の精度が不十分なうちにマニュアルセラピーを施行しようとすると、過少運動性だと誤って一分節隣の不安定性のある分節に「動きを出すようなアプローチ」をしてしまい悪化させてしまうというケースもあるのではと思います。

あるいは、正常な?一般的な?分節の動きがある程度分かっていなければ、「AよりBの分節の動きが少ない」という情報が得られても、これが「Bが過少運動性なのか」「Aが不安定性なのか」が分かりません・・・(明らか過ぎるものは分かりますが・・)

なので問診・視診・自動運動テストなどを総合しながら、更に触診技術をしっかり磨いていかなければ手技は使えないということになりますが、その分習得し甲斐がある奥深いものだと思います。

そして、触診は練習や経験を積めば積むほど分かってきますし、評価が出来るようになればなるほど、それは即ち治療効果に反映されると思います。

他動運動テストに関して、始めは「分節の動きって言われても全然分からない」から「あ~ 確かに動いてるな。でも何処が過少でとかまで分かるものなの?」から「確かにココはココに比べて動きが大きいかも」という形で少しずつ分かっていき、そこから先は「セラピスト同士で練習する」であったり「コツコツ評価を怠らない」であったりで精度が少しずつでも上がると思いますし、更に最終的には「センス」も問われるのではと思います。

脱線しましたが、この本を読んで個人的に解釈して思うことは、やはり これらのテストを組み合わせることも重要ですが、この情報だけに頼るだけでなく更にこれ以外の情報も複合してクリニカルリーズニングをしていかなければ、マニュアルセラピーの結果は出ないということだと思います。


※ここで言うマニュアルセラピーはAKA-Hを含んでいません(AKA-Hも触診は大切ですが・・)
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パリスコンセプト S4骨盤講習会

先日、パリス骨盤講習会へ参加してきました。


受講前は、半年前から申し込んでいたことを若干後悔していましたが、実際に受講した後は有意義な情報が多く得られたことに満足しています。


それにしても、人数が半端なく多かった・・・

数えてはいませんが50人は間違いなく超えていたような・・・・

色々他部位の研修にも参加されているPTに話を聞いても「この人数は異常」とのことで・・

開催地が大阪で、大阪というのはAKA-Hの会員数が極端に多い(考えた先生がおられるので)地域ということで(仙腸関節つながりということで)受講される方もいたのでしょうか?

はたまた、丁度昨年にパリスの教本が出版されて興味のある方が多かったのでしょうか?

あるいは、今までの傾向からしたら骨盤編は数年に一度しか開催されないとのことなので「この機会に」と殺到したのでしょうか?(これが一番濃厚な気もしますが・・・)


このように莫大な人数であったためなのか、元々こういうカリキュラムなのか、単純に時間配分に誤りがあったのかは分かりませんが、かなり坐学に時間を割いた講習となっていました。


私は実技というより臨床に役立ちそうな情報を増やしたかったので結果的に良かったのですが、もう少し坐学・実技(特に予定表には書いてあった軟部組織テク)のバランスが取れていたほうが良いのではとも思いました。


情報メインでは、初心者にとって

①知識が役立たず、「物知り」になっただけで終わってしまう

あるいは

②無理に技術を使おうとして症状を悪化させてしまう

のどちらかに陥る可能性もあるのではと思います。



ですが実技は、

実際に先生の施行も体験したり、

それとパートナーのを比較したり、

パートナーに比較されてフィードバックを受けたり、

からだの使い方を指導されたりして

どんどん上達するものだと思うので、1対50以上(しかも通訳なので時間がかかる)で丁寧に指導するのは無理があり、はやはり今回のように坐学に時間を割くほうが受講生にとってはメリットが多いのだろうな~と思いました・・(ってか普通は人数制限設けるはずなんですけど・・・)


教えてくださった先生はアメリカ人で、初の通訳付き講義にはじめは戸惑いましたが、可能な限り臨床に結びつくように坐学を展開してくださり好感が持てました。

骨盤というのは動きが少なく形状の多様性があってバイオメカニカルなモデルの原則と実際は異なることも多く、難しい分野ではありますが、「様々な意見がある」ということも強調しながら深みのある話を聞けたのではと思います。



特に自分にとって有意義だった点は

①骨盤の運動が一層イメージし易くなった

②筋・筋膜や靭帯による「つながり」に意識が向くようになった

③骨盤不安定性に対する介入の視点が増やせた

④評価に対する信頼性・妥当性について考えるきっかけになった

だと思います。



今後は、得られた情報をしっかりと「臨床に生かせるように」工夫していこうと思います。
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